ひなまつりの昼食

 今日はひな祭りなので、昼食は「ちらし寿司」になります。

ひな祭りには「ちらし寿司」が定番の献立ですが、なぜでしょう。

「寿司」は「寿を司る」と書くことからおめでたい席で食されるようになり、なかでも「ちらし寿司」は見た目が華やかなので、女の子の成長を願うひな祭りにピッタリということで、大正時代以降、食べられるようになったそうです。

●本日の昼食(特養)33日 ひなまつりメニュー

ちらし寿司・すまし汁・天ぷら(きす・南瓜・茄子)

・春のあんかけ茶碗蒸し・いちごゼリー

私は、ひなまつりには「ちらし寿司」が定番の食べものとしか思っておらず、このブログで文章をかいていたら、ふと「なぜ?」が頭をよぎり調べてみました。食べ物と行事のつながりはきちんと意味がある物なのですね。

そもそも、「寿司」という料理名に、このような意味があるなんて知りませんでした。たしかに、お祝い事とか、お祭りに「寿司」の存在は欠かせません。寿司は地域ごとにいろいろな寿司があります。地場の食材を使ったその土地ならではの寿司を皆で食べて祭りごとを祝っていたのでしょう。こういう食文化が次世代にもきちんと受け継がれてほしいと思います。

33日といえばもう春ですが、今日は寒くて窓越しに雪が降っているのが見えました。外は、寒々しいお天気なので、認知症のご利用者様がこの料理をみて「今日は桃の節句で、春が近いな」と感じるのだろうかと思いつつ、お食事が各フロアーに無事に配膳されていく様子を厨房から見届けていました。今日のお食事は手が込んでいるので少し配膳時間が過ぎてしまいました。食事配膳が遅れる時は介護課のスタッフに食事が遅れることを伝えるのですが、「行事食だから多少時間が遅れても仕方がない」とのご理解があるので大変ありがたいです。施設全体が、決まった時間で動いているので、配膳時間が遅れてしまうとご利用者様含め、働いている皆さんにもご迷惑がかかってしまいます。本当にごめんなさい・・・

実は、本日の午前中にコロナ陽性者が一名確認されたとのことで、厨房含め施設全体が大忙しでした。コロナが五類に分類わけされたので一般的にはあまり騒がれなくなりましたが、施設の中でコロナ陽性者がでてしまうと、感染を拡大させないために感染対応をとらなければなりません。しばらく感染対応が続くので、とくに介護士は大変な日々を過ごすことになります・・・今日はごちそうなので、これを食べて介護士にはしばらく続く感染対応を頑張ってもらいたいです。


 



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