冬の定番「おでん」
今日の昼食は「おでん」です。行事食ではありませんが、普段の食事のひとつとしてご紹介させていただきます。
職員の中にはおでんはおかずにならないという方もおられますが、入居者様には「おでん」は人気のメニューなので、冬に3回提供しています。
おでんの欠かせない具材のひとつに玉子がありますが、きれいに皮をむくのは大変ですし、大根は圧力鍋を使って柔らかくしたり、おでんは手間がかかるので調理するのは大変です。そして品数が多いので盛り付け担当にとっても大変なメニューになります。食事形態がかわると、もう少し小さめに切ったりするので結構大変です。写真は常食(普通の食事)ですが、食べやすい大きさに切ってあります。そして具材がバラバラにならないようにきれいに盛り付けてくれています。こういう細かいところに気を配っていただける厨房スタッフにはいつも感謝しています。
●今日の昼食(特養)おでん 2月6日
・鮭菜めし・おでん・野菜ソテー・みかん缶詰
●おでん(職員)コンニャク入りです
先日、ミールラウンドしたときに「おでんがたべたい」と言っていた入居者様のそばを通ったら「今日はおでんだわ。この間食べたいと言っていたおでんだわ。嬉しい」と言っていました。しかし、おでんを食べ始めると「おでんのなかで一番好きなのはコンニャクなのに。コンニャクがはいっていないわ。今度はちゃんといれてね。お願いね~」と言われてしまいました。「コンニャクは噛みきりにくいからいれてないのよ」と言いましたが、聞こえていなかったようです。
この方は、先日ご自分で食べたいものを私に伝えたことを覚えていました。次回のおでんのときにコンニャクが入っていなかったら、きっと残念がるでしょう・・・
コンニャクの提供方法については以前から考えていたので、残っていたコンニャクを廃棄されないうちに厨房に戻って試作してみました。調理師や栄養士に試食してもらって提供は大丈夫そうだとの感想をもらえたので、次回はコンニャクのようなものを提供できるかもしれません。入居者様の希望があればなんとか叶えてあげたいと思うのは栄養士の性分ですね・・・来月、紹介できるようであれば、写真つきでブログに載せようと思います。
今日のおでんもおいしかったです。味はしっかり染みていて、大根はやわらかいし、たまごにも出し汁がしみていて薄く色づいていました。今日のおでんも手間暇かけておいしく調理してくれました。