今日のライブクックは磯の香りがする「だし巻き玉子」でした

 

今回はライブクックのご紹介になります。

ライブクックはケアハウスの入居者様とデイサービスの利用者様対象に季節ごとに実施しています。

「料理は五感を通じて楽しんでいただきたい」という趣旨から、基本的にライブクックでは目の前で作りたてのお料理をお召し上がりいただいています。

お料理を目の前で調理することで、料理ができあがっていく様子を目でみて、食材が焼ける音を聞いて、その香りを楽しみ、できたてをお召し上がりいただいています。

この施設の通常のお食事は集団給食なので、料理が出来上がってから皆さんのお口に届くまで、どうしても時間がかかってしまいます。

そのため、出来立てをお召し上がりいただくというのは、このような機会でないとできません。

●本日のライブクックメニュー「だし巻き玉子」124日 

今回のライブクックは「だし巻き玉子」です。中にはアオサが入っているので、調理している間は磯のいい香りがしてきます。

調理師は玉子焼用の銅製のフライパンに油を敷いて、卵液を流しいれていきます。ある程度火が通ったら、重たいフライパンを持ち上げて上手にだし巻き玉子を手前にひっくり返します。そして、フライパンの空いたところに油を敷いて卵液を流しいれていきます。この動作を何度か繰り返して、巻きすに出来上がっただし巻き玉子を取り出して成形し、切り分けていきます。

出来立てのだし巻き玉子は、湯気がでていておいしそうです。切り分ける人は料理が熱々のうちに切り分けるため指先が熱いですが、おいしいうちにお召がりいただきたいので、淡々と仕事をこなしています。

出来立てのだし巻き玉子は、箸をいれるとじゅわっとだし汁があふれてきます。

今日のだし巻き玉子は、あつあつで、やわらかくて、ほんのり磯の香りがしておいしかったです。



ライブクックは、調理師と利用者様が間近で触れ合える良い機会でもあります。調理に携わる人は調理場から外に出る機会があまりないので、調理する側とお客様がお互い顔がみえるというのはこの機会のほかにはありません。お互い顔が見えるところで出来上がった料理を目の前にすると、作ったほうも、お召し上がりになるほうも、その料理に対する気持ちはいつもと変わるのではないでしょうか。

いろいろ制限があるなかで実施するライブクックのメニューにはいつも頭を悩ませるところです。しかし、料理ができていく過程を皆さんが興味深そうに見ている様子や、できたてを美味しそうに召し上がっておられる姿をみると、料理するほうも気合が入ります。

また、次回のライブクックでも皆さんに出来立ての料理をおいしくお召し上がりいただけるよう、がんばりますのでお楽しみに👋

 

 

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