手作りおやつ ねりきり(あやめ)
今日はデイサービスの「手作りおやつイベント」の日です。 前回は2月にねりきりのデモを実施してとても好評だったので、今回もねりきりのデモを実施しました。 今日のねりきりは「あやめ」です 。 ねりきりのデモは 2 回目ということもあって、前回より細かい工程を みせてくれました。 ●手作りおやつ(デイサービス) 5 月 22 日 「ねりきり(あやめ)」 ねりきりあんは薄紫色に染めておき、丸めたこしあんを包みます。そして、白と黄色のねりきりあんを重ねます。それを絹の布でつつんで皴をよせます。三角棒で溝を3ケ所いれて花びらをつくり、花びらの形を整えていきます。竹串で中心の花びらを立たせます。ざっとこんな工程です。 目の前で説明しながら、あやめのねりきりをつくっていくので、皆さん食い入るようにみていました。 デモンストレーションのあとはおやつタイムです。調理師があらかじめつくっておいたねりきりが提供されます。今日は、2時間以上かけて20ケのねりきりをつくったそうです。気温が高くなってきたので、作っている最中に生地が柔らかくなって成形しにくかったと言っていました。 ねりきりは、和菓子屋さんで購入しないと口にできないし、家でわざわざ作ることもしないし、あまりなじみがない和菓子だと思います。でも、出来栄えを気にしなければそれほど難しいお菓子でもないようです。 ねりきりあんさえ作ってしまえば、あとは丸めて成形するだけ。きれいな形にするには、手先の器用さとセンスが要求されますが、見栄えさえ気にしなければ手軽にできるお菓子かなと思います。ねりきりあんの材料は白あんと求肥。白玉粉と水と砂糖を加熱して求肥をつくって、白あんに混ぜ込んでねりきりあんをつくります。こしあんも白あんも出来合いのものが市販されているので、それを使うとお手軽だと思います。とはいっても、なかなか作りませんけど・・・以前、調理師にねりきりの成形を教わりましたが、美しく作るのは難しかったです。やはり私は作るより食べるほうが向いているようです。 きょうも、美しい手作りおやつありがとうございました。